矯正担当医紹介

「『患者さま一人一人、自分の家族のように愛情を持って』をモットーに。」

 

 

 

向 香奈 先生

「将来は英語の先生に」という夢が自身の膝の怪我をきっかけに一転。医療の道を志し、今こうして生まれ育った金沢の地で地域の皆様のお口の健康を担う役割をさせていただけることに感謝です。

キレイになった歯並びを見て喜んでくれる患者さまの笑顔を糧に、毎日治療に励んでいます。矯正治療は患者さまと長いおつきあいになりますので、コミュニケーションを大切にしながら治療にあたっています。まだあどけなかったお子様たちが、治療が終わるころには思春期になって大人への一歩を踏み出していく・・・本当に感慨深いものです。

【経歴】
・国際基督教大学教養学部英語学科卒業
・昭和大学歯学部卒業
・東京医科歯科大学 顎顔面矯正学分野専攻生課程 修了
・カナダ・バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学にて矯正学インストラクターを3年間務める
・帰国後、ユー歯科クリニック勤務
・インビザライン認定ドクター
現在、他歯科医院(金沢市、野々市市)からも依頼を受け、矯正担当医として診療しています。

※英語対応可(English is available in Orthodontic treatment.)

 

 

当院の矯正治療について

素敵な笑顔と一生涯の歯の健康のために!

当院では日本人のニーズに合わせて、「目立ちにくい矯正装置」を採用しています。

海外では矯正治療がステータスになり、カラフルな矯正装置などもありますが、日本ではまだまだ矯正治療に抵抗があり、見た目を気にされる方が多いようです。そのため当院では以下の装置をお勧めしています。

  • インビザライン※などの、見えない「マウスピース矯正」
  • 透明なブラケットとホワイトワイヤーで、目立ちにくい「透明ブラケット矯正」

 

マウスピース矯正(インビザライン※)などについて


※完成物薬機法対象外


患者様一人一人カスタムオーダーで製作される、「取り外しのできる」「目立たない」矯正装置です。

CAD/CAM(光造形)技術により作成される装置(アライナー)を1〜2週間毎に交換しながら歯を徐々に移動させていきます。

「矯正装置をつけることに抵抗がある」「仕事上、装置をつけることができない」方にオススメの装置です。ただし、すべての患者様に適応できるわけではありませんので、ご興味のある方は一度ご相談ください。

当院では、3D口腔内スキャナー「iTero」の導入により、通常のシリコン印象よりも精密なデジタルデータを短時間で採得できるため、治療効率よくマウスピースの製作が可能です。

当院で使用している「透明ブラケット」について

銀色の金属ブラケットに比べると明らかに目立ちにくい装置です。透明なので歯の色が透けて、歯と馴染みます。この装置とホワイトワイヤーを組み合わせることで、さらに全体的に目立ちにくく、矯正中も自然な口元でいられます。 当院では金属ブラケットは見えにくい奥歯のみに使用し、前歯、小臼歯は全てクリアブラケットを使用します。 ワイヤーはホワイトワイヤーを基本としています。

 

なぜ矯正治療が大切なの?

素敵な笑顔一生涯の歯の健康のために!

悪い歯並びは病気の一つです。 不正咬合を治療することは外見のコンプレックスを改善するだけではなく、その他にもよい効果がたくさんあるのです。

  • ブラッシングし易くなるため、虫歯や歯周病の予防ができる。(結果的に歯を長く健康維持できる)
  • しっかりと噛めるようになるため、消化器官への負担も軽くなる。
  • 成長期のお子様の場合、顎の発育を正しい位置にコントロールできる。 (軽い受け口であっても、そのままにしておくと顎の発育が阻害され、成長過程で症状がひどくなることが多いです)
  • 発音がしやすくなる

 

子供のうちから
治療する利点

歯並びが悪くなる原因の一つに、顎の骨の大きさと位置がありますが、大人になってからではコントロールが困難です。
子供の成長時期にタイミングを合わせて顎の成長に働きかけ、良い噛み合わせに導くことが子供の矯正治療の重要な目的だと考えています。それによって、健康な歯の抜歯を回避できる場合もあります。
永久歯がまだ生え揃わない小児矯正では取り外せる矯正装置で治療する場合が多いです。

当院で使用している取り外し式矯正装置
当院で使用している取り外し式矯正装置
当院で使用している取り外し式矯正装置
当院で使用している取り外し式矯正装置

子供のうちからの早期治療を始めたほうが良いと考えられるものとして、

 

  • 口呼吸(ぽかん口)のお子様
  • 指しゃぶりや口唇癖、舌突出癖、弄舌癖など、歯並びに悪い影響を与える癖が不正咬合の原因と考えられる場合
  • 上下の歯の位置の問題で、咬むときに咬み合わせが前後左右にずれてしまう場合

があります。これらの場合には、原因を除去しなければ歯並びは決して良くなりません。反対に成長するにつれて症状が悪化する場合もあります。このような症状がお子様に見られましたら、一度ご相談にいらしてください。

 

 

EFラインのご紹介

EF Line

この装置は本格矯正治療をする前のお子様に、歯並びやかみ合わせに関係する悪習癖を取り除き、正しい顎の発育、顔面筋の成長を促し、歯並びやかみ合わせのための環境を改善させることを目的として使用します(予防が主目的)。正しい呼吸や嚥下の方法を覚えることで正しい成長をして、その結果として歯並びも正しい方向に誘導されていきます。

早期治療が可能
固定装置を用いた矯正治療は12歳ごろから始めますが、EF Lineは4〜8歳の早い時期から発育を利用した矯正が始められます。毎日就寝時(+昼間1〜2時間)に半年間の使用でお子様の歯並びに改善が見られます。(個人差があります)

鼻呼吸の習慣化
口呼吸は歯並びを悪くする大きな原因の一つで、全身の健康にも悪影響を及ぼします。鼻呼吸を習慣化することで、虫歯予防や歯の着色防止、口臭の改善、感染予防、いびきの改善、などたくさんのメリットがあります。

お子様に以下の症状があれば、一度ご相談ください。

  • よくお口がぽかんと開いている
  • 口呼吸をしている
  • 会話時に舌が前に出ている

 

当院の矯正治療の流れ

1. 相談(1回目無料)

簡単にお口の中を診査し、治療方法、治療期間、費用などを大まかにご説明いたします。
矯正に関する疑問、心配など、何なりとお気軽にご相談ください。
ご希望の場合は3DスキャナーiTeroで口腔内を撮影し、ご自身の歯並びをモニターで見ながら矯正前後のシュミレーションをすることもできます(有料)。(お時間がかかりますので、ご予約時にお知らせください。)

 

2. 精密検査(1回〜2回)

診断に必要な詳しい検査を行います。

  • レントゲン写真
  • 歯型模型
  • 顔と口の中の写真
  • iTero撮影(インビザラインの場合)
当院のレントゲンは全てデジタル化されており、従来のものに比べX線照射線量は1/10以下と大幅に低減されています。

レントゲン写真

レントゲン写真

歯型模型

 

3. 診断

精密検査の結果をもとに、患者さまにとって最良の治療計画をご提案いたします。
具体的な治療方法と使用する装置、治療期間、治療費など詳しいご説明もしたうえで、ご納得いただければ、治療スタートです。

 

4. 治療開始(装置装着)

いよいよ矯正治療のスタートです。装置の調整はブラケットの場合は月に1回、マウスピース矯正や取り外しできる装置の場合は2ヶ月〜3ヶ月に1回です。

 

5. 装置撤去と終了時検査

歯の移動が終了し、装置を外します。この時にレントゲン、歯型模型、顔と口の中の写真を撮り、終了時の状態を検査します。

 

6. 保定(リテーナー装着)

装置撤去後は、移動した歯が安定するまで(おおよそ2年間くらい)リテーナーを装着して後戻りを防ぎます。来院は3~6ヶ月に一度の間隔で、緩んだリテーナーを調整し、歯のクリーニングやフッ素塗布などを行い、矯正後の虫歯予防にも徹底します。

 

 

当院でよく使用する矯正装置のいろいろ

インビザライン

目立たない、取り外しができる、食事も今まで通り可能、と多くのメリットがあるマウスピース型矯正装置です。

 

詳しくはこちら

マルチブラケット

当院では目立ちにくい透明タイプのブラケットとホワイトワイヤーを使用していますので、見た目を気にされる方にも好評です。歯の表面に接着したブラケットとワイヤーを結紮し、歯並びを整えていきます。大人の矯正はもちろん、子供の矯正でも使用します。

インプラント矯正

小さなインプラントスクリューを局所麻酔下で埋入し、それを歯を動かす固定源として使用することにより、確実な歯の移動が可能となる矯正法です。その結果、治療期間も短縮でき、良い治療結果が得られやすくなります。

EF Line

本格矯正治療をする前に、歯並びやかみ合わせに関係する悪習癖を取り除き、正しい顎の発育、顔面筋の成長を促し、歯並びやかみ合わせのための良い口腔内環境を作るための筋機能訓練矯正装置です。

カリエール・モーション3D

ブラケットやアライナー治療の前に奥歯の噛み合わせを改善するための装置。全ての歯を動かす前に、犬歯から奥歯までを正しい位置関係にする事で効率的な治療が可能になります。

パラタルバー

抜歯症例で奥歯が前方に移動することを防止します。また、歯を動かす力の支点となる固定源を補強する働きもあります。固定式。

リンガルアーチ

歯の交換期に永久歯の萌出スペース確保を目的で使用します。また、抜歯症例では奥歯の前方移動を防いだり、歯を動かす力の支点となる固定源を補強する働きもあります。固定式。

緩徐拡大装置(クワドヘリックス)

狭い歯列を側方に拡大したり、内側に倒れこんだ歯を広げる時に使う固定式の装置です。

バイオネーター

小児矯正で使用する取り外しの装置で、下顎が後退しているため出っ歯に見えるようなお子様に使います。夜間に使用してもらい、下顎を前方へ誘導することにより、大人の歯に生え変わる頃までに上下顎のバランスが良い顔立ちになるため、大人の矯正をスムーズに行える準備ができるのです。患者さまによってはこの装置だけで治療が終わるケースもあります。

フィックスタイプリテーナー

矯正治療後の保定装置の一つで、歯を裏側から細いワイヤーで固定して後戻りを防ぎます。

拡大床

小児矯正で使用する取り外しの装置で、歯列の幅が狭く、上顎の側方拡大が必要なお子様に使います。主に夜間に使用してもらい、少しずつネジを回転させながら歯列を拡げます。

保定装置(リテーナー)

矯正治療後に使用する一般的な保定装置。この装置の目的は、矯正で動かした歯の周囲の骨や組織が安定化し、新しい歯の位置になじむまで、暫くの間歯を押さえて「後戻り」を防ぐことです。

医療費控除について

噛み合わせの改善を目的とした矯正歯科治療は、医療費控除の対象となります。 一年間に10万円を超える医療費を支払った場合、確定申告によって税金が戻ってきます。 ※所得によって異なりますが年収500万円の方が100万円の治療を受けた場合、約27万円の医療費控除がうけられます。

●医療費控除額(課税対象から控除される金額です)
●所得税の還付金額
(納付済みの税金の一部が戻ってきます)

医療費控除を受けるには?

医療費控除を受けるには、一年間に支払った医療費を翌年3月15日までに税務署に申告する必要があります。手続きに必要なもののリストは下記となります。

確定申告書
源泉徴収票(給与所得のある方)
医療総額を証明する書類(領収書など)
交通費の記録(メモ帳などに手書きでまとめたもので可)

 

※医療費控除に関する詳細はお近くの税務署で御相談いただくか、こちら(国税庁ホームページ)をご覧ください。
お子様の歯並びや噛み合わせの悩み、ご自身の矯正に関する質問など、何でもお気軽にご相談ください。
相談は無料で行っております。