<治療の前に、まずはお子様とのコミュニケーションを大切にします>

小児歯科治療において一番大切なことはなんだと思いますか?
それは私達歯科医とお子様との信頼関係です。信頼関係がなければ、お子様は絶対に口を開けてくれません!

小児歯科治療にあたって私達が大切にしていることは、経験豊富なやさしい衛生士と連携して、まずはお子様とのコミュニケーションを図ることです。
最初は診療台に座って、お口を開けるだけかもしれません。でも、そこで無理に治療せずに信頼関係を築くことで、次の診療では治療ができるのです。小児歯科は焦らずに、お子様のペースに合わせて治療を進めます。

保護者の方も、決してお子様が歯医者さんを怖いところだと思うことがないよう、心掛けをお願いします。
治療をスムーズに進めるためには、保護者の方の協力が必要です!
そして、治療が終わったら、お子様をたくさん褒めてあげて下さい。次の治療も上手にできるようになります。

小児歯科治療イメージ

虫歯予防処置

シーラント

虫歯の好発部位である歯の溝の部分に白いペースト(レジン)を流し込み、虫歯になりにくくする予防処置です。
生え始めの永久歯は歯質が軟らかく、特に虫歯になりやすいため、6歳前後になり、奥歯が生え始めた頃に処置することをお勧めします。

フッ素塗布

歯の再石灰化を促進するフッ素を歯の表面に塗布し、虫歯菌に負けない強い歯を作る予防処置です。
フッ素塗布は歯が生え始めてから1~2年が最も効果的です(生え始めの歯は軟らかく、虫歯になりやすいため)。3歳を過ぎる頃には、他人とのコミュニケーションも取れるようになり、理解すれば嫌がらずにお口を開けていられるようになるでしょう。フッ素塗布を3ヶ月に一回くらいの間隔で行い、お子様の歯質強化を心がけてあげましょう。永久歯が生え始める6歳前後からもフッ素塗布が大切な時期です。小学校入学に合わせて、フッ素塗布を忘れずに行いましょう。
また、ご自宅でのケアとして、フッ素入り歯磨き剤を使用することもお勧めしますが、歯磨き剤によってフッ素含有量が違います。歯科医院で販売している含有量の高いもの(950ppm)の使用が効果的です。

お子様の歯並びについて

お子様の歯について、心配事がある場合は一度お気軽にご相談ください。
初めての子育てにはわからないことがたくさんあるのは当たり前ですから。
お子様の体は日々、力いっぱい成長しています。歯も同じです!
お子様の歯を正しい成長に導いてあげられるのは保護者の方だけです。
当院には矯正専門医が常勤しています。いろんな分野から一番良い治療法を見つけましょう。

よくあるご質問

子供の歯はいつごろ生えるのでしょう?
生後6カ月くらいになると、下の前歯から生え始めることが多く、2歳半くらいになると、20本全ての乳歯が生
え揃います。
虫歯菌は親から子供にうつってしまいますか?
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌はいません。虫歯菌は赤ちゃんへの口うつしの行為でうつりやすくなるのです。赤ちゃんをかわいいと思う気持ちはわかりますが、歯ブラシやスプーンなどの共有はやめましょう。
歯磨きはいつ頃から~いつ頃までするの?
生後6カ月くらいになり、下の前歯が生え始めたら、ガーゼや綿棒で歯を拭うことから始めましょう。
1~3歳ごろには、歯磨きの習慣づけをするために、お子様に歯ブラシを遊び感覚で持たせ、楽しく歌を歌ったりしながら保護者が歯磨きをしてあげましょう。
3歳ごろからは、自分で少しずつ磨けるようになることが大切ですが、保護者の仕上げ磨きは永久歯が生え始める小学校低学年くらいまで行ってあげて下さい。

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